太陽光発電所の売却で最初に知りたいのは「いくらになるか」です。太陽光発電の会員制サービス「ソラコミュ」の簡易査定は、手元の数字を入れるだけで、売れる値段の目安が幅で出る画面です(画面の名前は「いくらで売れるか調べる」)。

無料で、かかる時間は1分ほどです。サービス全体の紹介は会話でわかる「ソラコミュ」にあります。

この記事の要点

  • 会員登録なしで使えます。入れるのはパネルの出力・稼働開始・都道府県の3つです
  • 出てくるのは「試算額(目安)」の幅です。買い手を探した場合の成約の目安で、値段の約束ではありません
  • 費用は売買が成立したときだけ(売れた値段の2%・税別を売り手と買い手がそれぞれ)
  • この画面では、お名前も連絡先も入力しません。掲載しても、売ると決めたことにはなりません

  1. 3つの数字を入れる:パネルの出力・稼働開始(年・月)・都道府県。分かれば売電単価も
  2. 試算額の幅が出る:ボタンはありません。入れるとその場で出ます
  3. 中身を確かめる:「計算のしかた」を開くと、引いたものと含まないものが読めます
  4. 掲載してみる:掲載しても、売ると決めたことにはなりません

ソラさん、発電所がいくらで売れるのか調べるだけでも、会員登録が必要ですか? 調べたあとに営業の電話がかかってきませんか?

ミユ
ソラ

登録なしで使えるよ。この画面には電話番号もメールアドレスも入れる欄がないから、こっちから電話はできないんだ。

入れるのは、パネルの出力・稼働開始・都道府県の3つです

数字が出るのに要るのは「パネルの出力(kW)」「稼働開始(年・月)」「都道府県」の3つです。この3つが入ると、たいていその場で試算額が出ます。

簡易査定の入力の画面。パネルの出力62.4kW、稼働開始2017年4月、売電単価21円、都道府県は香川県を入れた例
入力の画面(入れた数字は例です)

パネルの出力は事業計画認定通知書(認定を受けたときに届く書類)か設計図書で確かめられます。古い発電所は「設備認定通知書」という名前のこともあります。

通知書には出力が2つ並びます。パネルの出力に入れるのは「太陽電池の合計出力」です。もう一方の「発電設備の出力」はパワコン側になることが多く、取り違えると試算額がずれます。

売電単価って、どこを見ればいいんですか? 分からないと金額は出ませんか?

ミユ
ソラ

たいてい空欄でも出るよ。稼働の年から単価を推定するんだ。検針票に書いてあるから、見つかったら入れてみて。

売電単価と「くわしく」は、たいてい空欄でも数字が出ます

売電単価(円/kWh)は、検針票や売電の明細に書いてあります。

空欄のときは、稼働の年から単価を推定して計算します(結果に「単価推定」の札が付きます)。幅が広くなることが多いので、分かるなら入れてください。

10kW未満の設備と、稼働の年によっては推定できず、そのときは売電単価を入れるよう画面に出ます。

FIT の期間が終わっている設備は、この計算では金額が出ません。

「くわしく」を開くと、観測地・パワコンの出力・設備IDを入れられます。観測地を選ばないときは、県庁所在地の日射量で計算します。

設備IDからの自動入力は、会員登録(無料)のあとに使えます。

「くわしく」を開いたところ。観測地、パワコンの出力、設備IDの欄がある
「くわしく」を開いたところ。入れなくても計算できます

入力の途中で困ったときは、お問い合わせフォームからお尋ねください。

出てくるのは「試算額(目安)」の幅です

結果には「試算額(目安)」が「約◯〜◯万円」の幅で出ます。あわせて「年間発電量の目安」「FIT残り」「年間の売電」も出ます。

結果の画面。試算額(目安)約699〜844万円、年間発電量の目安、FIT残り10年、年間の売電約145万円が並ぶ
結果の画面(上の例の場合)。金額は発電所ごとに変わります

試算額は、ソラコミュで買い手を探した場合の成約の目安です。

経費と廃棄費用の積立は、差し引いてあります。土地の賃料、FIT が終わったあとの価値、パワコンの交換は含みません。計算のしかたは、結果の下の「計算のしかた」を開くと読めます。

「計算のしかた」を開いたところ。売電収入から経費と廃棄費用の積立を引き、今の価値に直していると書かれている
「計算のしかた」を開いたところ

この金額で売れると決まるわけではありません。実際の値段は、掲載したあとに買い手が出す入札で決まります。

掲載に進むと、入れた数字と年間発電量が掲載フォームに入ります。「希望する価格」には試算額の幅の中心が入り、自由に書き換えられます。

年間発電量は日射量のデータから出した見積もりで、日陰や故障は入っていません。買い手が利回りの計算に使うので、実績が分かるなら書き換えてください。

調べるところまでは、費用がかからないんですよね。どこかで費用が出てきませんか? そこが一番こわいです。

ミユ
ソラ

お金がかかるのは、売買が決まったときだけ。調べる・掲載する・入札を受ける、ここまでは無料だよ。

費用は、売買が成立したときだけかかります

調べる・登録する・掲載する・入札を受けるまでは無料です。かかるのは、売買が決まったときの紹介手数料だけで、売れた値段の2%(税別)を売り手と買い手がそれぞれ払います(合計で2%ではありません)。

運営(当社)は取引の当事者になりません。紹介するだけです。掲載したあとの流れを詳しく知りたい方は、中古発電所の売買 ご利用ガイドをご覧ください(登録なしで見られます)。

お名前と連絡先は、この画面では入力しません

この画面には、お名前・メールアドレス・電話番号・住所を入れる欄がありません。

掲載に進んでも、掲載ページにお名前は出ません(見るのは運営だけです)。所在地の表示は市区町村までで、番地を入れる欄もありません。

連絡先をお知らせするのは、双方の手数料の入金が確認できてからです。

次の一歩

手元に書類があれば、3つの数字で1分ほどです。

掲載まで進むなら会員登録(無料)から。登録なしで入れた内容はお使いのパソコンやスマホに残るので、登録のあと、この画面で続きから進められます。

太陽光の記事は、アプリの記事にまとまっています(登録なしで読めます)。

金額の目安を知るだけなら、身構えなくてよさそうですね。やってみます!

ミユ
ソラ

数字を見てから考える、でいいと思うよ。